リップスティック ’13

おもに海外の映画やテレビドラマを観た感想を書いています。

The Good Fight

The Good Fight(2017年より放映されているアメリカドラマ、アマゾンプライムにて鑑賞)

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このドラマは、The Good Wifeというドラマの脇役を主人公にしたスピンオフです。

www.cbs.comThe Good Wifeは、政治家の旦那が政敵に嵌められて、浮気の動画をリークされたうえに失脚させられて刑務所に入ってしまい、それまで子育てに専念していた専業主婦だったのが、ロースクール時代の仲間を頼って弁護士に復職してなんとか生きていくという話でした。浮気旦那と夫婦で臨む記者会見からめちゃくちゃ引き込まれてはまったドラマです。ただシーズンを重ねるにつれ、全然「Good Wife」じゃなくなりよくわからない終わり方をしました。ちなみに主役のアリシアをやっていたのはERでジョージ・クルーニー演じる先生の恋人役の人です。たまにERの役者さんも出てきたりして、ERファンなのでニヤついてしまいます

これのスピンオフが作られるという話は聞いていたのですが、ケーブルテレビでもする様子がなく番組の公式facebookをフォローしてて見たいなーと思ってました。どうやら、CBSが配信してるのはお金を払うとみられるらしいのですが、見られたところで英語。無理です。

だいたいThe Good WifeもNHKでやってたのにBSだけになり、そのうちまったくしなくなりました。DVDも途中までしか製品化されてないんじゃないかな…Amazon Primeにはこのドラマ目当てで入りました。なので、ウォッチビデオに入れているし、もちろん視聴もしてるのに、頻繁に送られてくるそれに基づいたおすすめメールには全くこのThe Good Fightの情報は来ない!もちろん、Primeビデオのホームにも上がってこない。AIに人間が支配されるとか巷では言われていますが、スピンオフさえも紹介できないようじゃ、まだまだ。ウォーキングデッドは1話みただけなのに、スピンオフ進めてくるのに。おかしい。なので、たまたま何かを検索していたときに配信を知りました。

というわけで、しれっと始まった配信を一気に見てしまいました。

物語はThe Good Wifeの最終話から1年後から始まります。ダイアンは前作で政治的には反対の思想の男性カートと結婚します。私はこのカップルがめちゃくちゃ好きだったので、一人で別荘を探したりしているダイアンを見て別れちゃったのか、設定替えかと寂しい気持ちになりました。まあ、アメリカは契約がシビアだし、TVで活躍する人はほかのドラマが決まったりすると時間的に無理な場合もあるので。と思っていたら、カートは、かなり重要な役で出てくるので一安心。ダイアンとベストカップルだと思う。還暦を超えたような年代だけど、心の支えはもちろん性的な部分もちゃんとある。前作も含め、年を取った年代を魅力的に描く。年取ったからといって、なんでも冷静になれたりしない。年よりのカップルだからと言って性的な繋がりがないなんてことはない。写真にもあるように一応、3人の女性弁護士(ダイアン・ロックハート、マイア・リンデル、ルッカ・クイン)が主役だと思うのですが、完全にダイアンが一番魅力的。前作でもダイアンが魅力的だったからこのスピンオフができたんですね。

新人女性弁護士のマイアがいまいち。ちょっと自信なさげなキャラクターではあるのだけど。家族のエピソードもちょっと変なところが多い。最初登場してきたときは、大物投資家のお嬢さんで両親も仲良く、ちょっと過保護気味に育ったという感じだったのに、実はお母さんはアレで、娘を溺愛していたはずのお父さんは最後娘を裏切ってとんずら。は???マイアの同性恋人との出会いが18歳の誕生日でいきなり駐車場でネッキング。えっ???日本人だからついていけないのか、わかりませんが。なんだか、マイアが周辺も含めてよくわからない。マイアのお母さんが整形なのかケガの後遺症なのか、バネがきつい人形みたいな口の開け方するのも何?後々理由が明らかになるのかわかりませんが。ちなみにマイアのお父さんは、CISのブラス刑事です。大ファンだからうれしかったけど、こちらのドラマでは本当のクソ野郎かもしれないです。

ルッカは普通にいいけど、検事とお似合いだったからうまく行ってほしい。いや、でもとっかえひっかえするのもいいかもしれない。「私は友達は作らないの。傷つくから。男では傷つかないから大丈夫」って名台詞だよね。

事務所の共同経営者のバーバラももっと活躍してほしい。いまいち白人を信頼してないけど、すごく現実的に対処する賢い人なので、どんな人生を送ってきたか知りたい。でも、事務所の内紛はもう勘弁してほしい。

シーズン2の製作が決定したそうなので、今後の展開がめちゃくちゃ楽しみ!

Amazon PrimeはThe Good FightとMr. ROBOTがある限りやめられませんね。

キングスマン: ゴールデン・サークル

キングスマン: ゴールデン・サークル」(原題:Kingsman: The Golden Circle、2017年イギリス映画、なんばパークスシネマにて鑑賞)

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2015年に公開された「キングスマン」の続編。前作も評判が良く、見に行きたいな~と思ってるうちに月日が過ぎてしまった。いつものパターン。年を取ると1年間は3日間くらいの感覚になる。前作は見てからのほうがいいとは思ったけど、そんなことしていたら、また見損なってしまう。なので、前作から引き継いでるところで分からないことがあった。例えば、主人公のエグジーがスーツ脱いだらイケてなさすぎるのはなぜ?とか。スウェーデンの王女と付き合ってるのに友達もぼんくらばかりとか。こんなことは前作を見てる人は疑問に思わない。


それにしても、イギリス人のスーツ姿は眼福だ。スーツ、傘、アタッシュケース、すべてイギリスから来たんだなと気づかされる。最高にかっこよい。見た目は、クラシカルだけど、超ハイテクなスパイ道具もかっこいい。スーツに合う地味な傘の内側はディスプレイで盾のように使いながら傘の先から銃弾が発射される。これまたスーツに合う眼鏡はウェアラブルバイス。昔から子供たちのあこがれであったスパイグッズは現代でもやっぱり憧れる。あの傘欲しい。銃弾機能は要らないけど。前からの風雨が強い日には便利そう。

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見よ、この体に張り付いたようなぴったりスーツを!これぞ、プロの仕事!


世界のほとんどの麻薬を牛耳っているボスというのがアメリカ出身の美熟女なのは、ただ単にジャングルに60年代アメリカを作りたかったからだと思われる。アメリカンポップの中で行われる残虐行為。でも、グロテスクなシーンはなし。人間ミンチも美しくおいしそうに挽いて出てくる。スパイアクションだから、そんなに深いドラマが必要なわけでもないんだけど、この女ボスは物足りなかったかな。笑顔で残虐な命令をするんだけど、それがそんなに怖くない。もっと怖くすることもできたんじゃなかろうか。だからこそ、怖いシーンが苦手な私でも全く目を背けずに見れた。機械の殺人犬もすごくよくできてるけど、そんなに怖くない。一番怖かったところは、ハリーの水攻めだった。
女ボスの始末の仕方も物足りなかった。


そして、エルトン・ジョン!なぜ出てきたんだろう?なぜ、そこにいるんだろう?前作を見たらわかるのか?とにかく、エルトンは最高に面白かった。しかもあのエルトンがアクションをしていた。CGの技術の高さに感心する。エルトン本人が出てくる前に、「エルトン・ジョン誘拐される」という新聞記事がエグジーの部屋の壁に貼ってあって、本当に誘拐されたことあったっけ???意図は何?と疑問に思わせてくれていたので、本人が出てきただけで笑ってしまった。

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狂ったように歌うサタデーナイト


Elton John - Saturday Night's Alright for Fighting [KINGSMAN: THE GOLDEN CIRCLE - SOUNDTRACK]


続編があるような終わらせかただったけど、続編にはマーリンは出ないんだなと思うと少し悲しい。カントリーロード♪テイクミホー♪あ、でも、ハリー方式で出る可能性はあるかも!?それはちょっとずるいけど、出てほしい。

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結局、悪役だった鞭使いの人もまた復活してほしいなあ。映画・ドラマでお得意の実は双子だった設定にすればいい。

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ウィスキーは鞭(電子鞭!)を振り回してるときが最高!


John Denver - Take Me Home, Country Roads 【720P】  カントリー・ロード

音楽を検索してて思い出した。最初のカーチェイスしながらのアクションシーンでかかる音楽もよかった。そして笑った。


Thompson Twins - Hold Me Now

ミラクル・ニール!

ミラクル・ニール!(原題:Absolutely Anything、2015年イギリス映画、Amazon Primeにて鑑賞)

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監督がモンティ・パイソンテリー・ジョーンズということで、乾いたギャグが満載のコメディ。この映画を見る前にアメリカのコメディ映画「シスターズ」を途中で離脱してしまい、自分の中のコメディを見て笑いたかった欲を満たすために探したのがこの「ミラクル・ニール!」。「シスターズ」の笑えないセクハラコメディと違って子供っぽくてよかった。「ハングオーバー」「ブライズメイツ」などのアメリカンコメディが個人的に最近合わない。中年になってもティーンエイジャーみたいに性的にはじけたい!持て余す性欲コメディは日本人の私にはわからないのかもしれない。年かな…

ミラクル・ニール!はその辺はあっさりと仕上げている。セックス絡みのギャグもあるんだけど、えげつなくない。お酒を飲んでムラムラしちゃったからいきなり男の家にいっちゃうみたいな私の現実には絶対ないことも「大人だもん。あるよね」としたり顔で受け入れられる。ストーリーに特に深い意味はないので、おもしろかったねで終わる映画。そして、あとから映画の細かい部分について話し合えるという最高の映画。「あの犬かわいかったよね~」「今から、あの宇宙人のモノマネで話すわ」「ケイト・ベッキンセイルの服、上から下まで欲しいわ」「むしろ、今から買いに行く」みたいに。こんな映画ってあまり取り上げられないと思うけど、もっとこんな映画を知りたい。最高傑作や問題作より。

個人的に一番のおすすめどころは、ケイト・ベッキンセイル。美人だとは知っていたけど、本当にこの映画で奇跡のようにかわいい。服装もカジュアルだし、肌を露出したり体の線を強調しないのに、モテコーデ!超スタイル良い!女性誌の着回し特集より着たくなる。基本、グレーやネイビーの組み合わせなのに、地味じゃなくキュート!元がものすごい美人だから抑えめにするほうが余計に美しく見えるのかもしれないけれど。ジョギングの恰好もいい。現実には美人すぎるけど。

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いい写真なかった…

今回の役はテレビ局に勤めるキャリア途中の女性なんだけど、プロデューサーに「俺の部屋に今夜8時に来い。そしたら出世させてやる」っていう典型的なセクハラをされるんだけど、現実にモンスターセクハラプロデューサーのワインスタインにやられてたわけで、こんなの役でも思い出してつらいだろうなって思ってしまった。映画を見ながらそんな思いを観客にさせるワインスタインの罪は深いよ。無間地獄で反省しろ。

 

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映画『ミラクル・ニール!』予告編

ゲット・アウト

ゲット・アウト(原題:Get Out、2017年アメリカ合衆国、TOHOシネマズ新宿にて鑑賞)

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ネットでは傑作と誉れの高い本作品、監督はアフリカ系アメリカ人のコメディアンで自分の日常で出会った数々の人種差別的な違和感をホラー仕立てに作り上げた。でも、ホラーと言い切るのはちょっと違和感がある。コメディの部分もあり、SFもある。SFというよりムー的な展開。私はこのムー的展開がとても好き。ワクワクさせられる。
ホラーの部分は、わりとベタに脅かしてくる。私の隣の席は3人組の男子高校生で各自ポップコーンとジュースを飲み食いするという王道のスタイルで鑑賞していた。その中でも怖がりさんが一人いて、ばーーーーんみたいな怖い音が鳴ったとたんいきなり人が出てくるという王道ホラーシーンでは、「怖ぇって、あいつこえええって」と小さいながらもはっきり聞こえる声で級友に助けを求めていた。私は神経質で普段映画館でしゃべるようなマナー違反者には家で鑑賞してんじゃねえぞとイライラしがちなのだけど、正しく怖がっている若者といっしょに見られて楽しかった。映画館で見てよかった。
日本に住んでるとアメリカの黒人に対する人種差別がどういったものかは分かりにくい。テレビで流れるようなわかりやすい人種差別にまつわるニュースなどではなく、この映画では差別されている人たちが日常生活を送っていると無数に感じるであろう違和感とあきらめがとても分かりやすく見せてくれる。そして、黒人が白人社会で見せる顔と黒人同士の時の顔の違いもよかった。セリフではほとんど差別に関して語られることはない。わかりやすい差別・言い尽くされているような差別はさらっと描き、それじゃないんだ、いつも大きな声で言われないことが言いたいんだよという監督からのメッセージだと思った。

決してイデオロギーをメインにしてるのではなく、娯楽映画としても楽しめる。そこがヒットした原因だと思う。イデオロギーは共有してない人には何が何だかさっぱりわからないから伝わらない。伝わらないと作った意味がないと思うので。

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主演の役者はボビー・オロゴンに似ていたので、「おまえ、ふざけんなよ」と脳内でときどきボビーの声で変換されたりして、映画とは全然関係ないところで笑えた。(この写真は全然似ていないけど

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この映画は同じ主役の人でダイ・ハードみたいにシリーズ化してほしい。「また、お前か!」みたいな感じで、面倒に巻き込まれて欲しい。そして、最後はもちろん彼が…きて…10作くらいできると思う。

あとキャスリン・キーナーが太ったおばあちゃんになっててびっくりした。二度見した。「40歳の童貞男」の時は、きれいだったのに。ついこの間なんて思ってしまうけど、もう12年も前なんだ…。そのときも、若くて子供を作ったのでもう孫がいる役で、まあもうすでにおばあちゃんだったんだけど。

 

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 キャサリン・キーナーマルコヴィッチの穴」のときは、個性的な美人でした。黒髪のボブで真っ赤な口紅が印象的。キャメロン・ディアスよりいい女の役でした。

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ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド(原題: La La Land、2016年アメリカ映画、JAL機内にて鑑賞)

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タイトルは、ラララ〜と口ずさんだのではなくて、ハリウッドの別称なんだそうな。

アルクより

la-la land
〈米俗〉〔麻薬や酒に酔ったときに味わう〕陶酔境、恍惚、我を忘れた境地◆La-La Landとも表記される。
〈米俗〉ハリウッド、ロサンゼルス◆ロサンゼルス全体を指すこともあるが、特にハリウッドについて使われる場合が多い。

上海の帰りの飛行機で鑑賞。機内アナウンスで中断されたり、なぜかホーム画面に戻ったりして落ち着いて見れませんでした。

それでも、オープニングのダンスシーンは今すぐ踊りたくなる高揚感がありこれから始まるぞというわくわく感でいっぱいになりました。
ほどなく、恋に落ちる主人公の男女が出てきて、CMで繰り返し流れている「あなたのピアノ…」と女が声をかけながら男に近づくと即キスをするシーンがはじまるであろうとシーンになります。

が、そうではありません。飛行機のアナウンスで中断されたりしたので何かを見落としたのかと何回か巻き戻したり早送りしたりしてしまいました。それは、このシーンだけではありません。行ったり来たり、飛行機で見るのには全く適してない映画でした。何度かの「行ったり来たり」でこれはこういう映画だと理解できましたが。予告編では最初のシーンを使って欲しかった…

それが気持ちにがっちりとはまる場合もあるのですが、飛行機のせいだとしても、この映画にはありませんでした。むしろ、どんどん醒めてしまいました。
昔のハリウッドのミュージカル映画は、深刻なドラマを描くものは少なく、基本ソフィスティケートに描かれます。上っすべりになりやすいジャンルです。この映画の場合は特に喧嘩のシーンがめちゃくちゃ滑ってました。言いたいことはよくわからないけど、どこかで聞いたことあるセリフ…むしろ、ここも歌って踊ればいいのにって思ってしまいました。そしたら、全体的にまとまるのではないかと。

この映画がいろんなところで批判されている部分は私も大体同じように感じました。ピアノや踊りに説得力がないなど…でも私が一番嫌だったのはラストシーン。昔の若いときのほろ苦い恋の思い出をブリザードフラワーのように永遠にきれいな思い出にしてしまったことです。今現在の相手にはものすごく残酷です。横にいるのに常に寂しさを感じているはずです。いやーな気分になってしまいました。そもそも、時代設定は50年代風現代で携帯があるんだから、好きだったら連絡取りあえるだろって思ってしまいました。絶対お互いこっそりでもSNSチェックしてるはずだと。

と、結局映画に全然乗れませんでした。それと女性たちの洋服もペラペラすぎて好きじゃなかった。色にはこだわってたけど、夢のようなオールドハリウッドのミュージカル映画は衣装も夢のようにすごいから。テクニカルカラーなんて天国みたいなので。

 3/16追記:

このレビューが最高でした。私のいいたいことをほとんど言ってくれた!さすがライターさん、うまい。

note.mu

007 スペクター

007 スペクター(原題:Spectre、2015年イギリス映画、アマゾンプライムにて鑑賞)

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前回のスカイフォールに引き続き、女は俺に抱かれたがっているからOKというセクシストぶりで進んでいくボンドさん。
モニカ・ベルーチが演じる組織の一員の未亡人はかなり拒否していたにもかかわらず抱きます。しかも、お代とばかりに抱いた後は命を助けるのです。ボンドより年上のボンドガールってどうよ!?って公開当時は言われていたのですが、確かに年取った。もっと肌のきめがわからないように撮ることはできないのでしょうか?画面いっぱいドアップになるのだから、男も女も肌はきれいに撮って欲しい。
モニカ・ベルーチはメインボンドガールではないので、出演場面はほんの少しです。メインのボンドガールはレア・セドゥ。ブロンドでスタイル抜群の美女。この人の魅力が出てるようには感じられませんでした。そんなに頭が切れる感じもせず、魅力のあるアクションでもなく。ボンドが本気で好きになる意味がわかりませんでした。でもまあ、007のボンドガールは付け合わせなのです。そこまで魅力的でなくてもいいのでしょう。
ヒーローたるボンドが引き立つのは悪役あってのことなのですが、今回の悪役は、タランティーノ作品で二度のアカデミー賞に輝くクリストフ・ヴァルツ。「イングロリアス・バスターズ」の悪役は最高だったので、ついつい比べてしまうわけですが、この映画ではイマイチ。普通の回転いすに乗って移動するところなんて、「ちっさいおっさん」とうっかり思ってしまいました。もしかして滑稽に見せたかったのかもしれませんが。
悪役がイマイチだと最後のカタルシスが少なくなりますよね。それを思うと、スカイフォールハビエル・バルデムの悪役は最高でしたね。

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スカイフォール

スカイフォール(原題:Skyfall、2012年イギリス・アメリカ映画、アマゾンプライムにて鑑賞)

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最近は、もっぱらアマゾンプライムビデオばかり見ています。
今更、スカイフォールを見ました。
ついこの間と思っていたら、2作前になるんですね。時がたつのは早いです。


ダニエル・グレイクがボンドについて「彼に憧れますか?」とかなんとか聞かれて、「は?あのセクシストに?んなわけねぇだろ」みたいなことを言ってて、役を愛してないのか?とびっくりしたのですが、この作品はひどかった。ボンドの女の扱いが。
ダニエル・グレイクのボンドは、「007慰めの報酬」しか見たことないです。そのときは、仕事だから女を抱く的な印象でした。女に興味無さそうな男だなあと。

以下、ネタバレ含みますので、見た人のみどうぞ。

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