リップスティック ’13

おもに海外の映画やテレビドラマを観た感想を書いています。

ヘイトフル・エイト

ヘイトフル・エイト(原題:The Hateful Eight、2015年アメリカ映画、クエンティン・タランティーノ監督、丸の内ピカデリーにて鑑賞)

f:id:HMMGT:20160313160305j:plain

 

news.aol.jp

news.aol.jp

 この映画の美術監督種田陽平さんお勧めの丸の内ピカデリーで見てきました。こだわりの70ミリということなのですが、私はイマイチ画角のことがわかりません。画角が近いので画面が切れるのが少ないという理解でいいのでしょうか?上記のインタビューにもあるように密室なのにまったく飽きないのは、70ミリだからなんですね。観客に「代わり映えしない画面ばかり…」と思わせずに普通に見られる画面というのがすばらしい。
インターステラーをフィルム上映してくれた丸の内ピカデリーなのですが、残念ながらデジタル上映でした。フィルムで見てみたかった。


密室ミステリーと宣伝されていますが、そんなにミステリーでもないです。3時間もあるので、個人的に長い映画が苦手なので覚悟をして臨みましたが、全然しんどくなかったです。タランティーノの映画といえば、長い会話なのですが、今回は密室ということもあってか、会話が長く感じませんでした。要らないことしか言わないおしゃべり野郎がいてかなりイライラさせられて、早く殺されないかなーとか、首吊り請け負い人がやたら疑い深く、人を殺す仕事をしていると人が信用できなくなるんだなとか、意味のないおしゃべりはありませんでした。ちなみに私はタランティーノ映画の会話を楽しめるタイプです。でも、今回はそんな人じゃなくても大丈夫!


ミステリーではないですが、やはりあまり前情報は入れずに見たほうがいいと思います。日本公開時期のせいで、ジェニファー・ジェイソン・リーがアカデミー助演女優賞にノミネートされていたのを知っているので、ついついすばらしい演技なんだろうなと思いながら見てしまいました。そういうのが無しで見たかったです。
この映画は、見てない人に勧めるより、見た人同士であーだこーだいいたい映画です。気まずくなるエロシーンは皆無なので、異性の友達と見に行くのもOK!スイカ割りのような殺人シーンが多いのでそれが苦手な人は注意です。直接は映らないけど、ブッシャーという感じです。

f:id:HMMGT:20160313160521j:plain

※イメージ図

ジェニファー・ジェイソン・リー演じる女悪人デイジーは、殴られたり明日は首吊りになるという状況なのにイマイチ何を考えているかわからないのですが、○○と会ったときに人間らしい顔になり感情を出すところがすごく好きです。


『ヘイトフル・エイト』本予告