リップスティック ’13

おもに海外の映画やテレビドラマを観た感想を書いています。

007 スペクター

007 スペクター(原題:Spectre、2015年イギリス映画、アマゾンプライムにて鑑賞)

f:id:HMMGT:20161224224534j:plain


前回のスカイフォールに引き続き、女は俺に抱かれたがっているからOKというセクシストぶりで進んでいくボンドさん。
モニカ・ベルーチが演じる組織の一員の未亡人はかなり拒否していたにもかかわらず抱きます。しかも、お代とばかりに抱いた後は命を助けるのです。ボンドより年上のボンドガールってどうよ!?って公開当時は言われていたのですが、確かに年取った。もっと肌のきめがわからないように撮ることはできないのでしょうか?画面いっぱいドアップになるのだから、男も女も肌はきれいに撮って欲しい。
モニカ・ベルーチはメインボンドガールではないので、出演場面はほんの少しです。メインのボンドガールはレア・セドゥ。ブロンドでスタイル抜群の美女。この人の魅力が出てるようには感じられませんでした。そんなに頭が切れる感じもせず、魅力のあるアクションでもなく。ボンドが本気で好きになる意味がわかりませんでした。でもまあ、007のボンドガールは付け合わせなのです。そこまで魅力的でなくてもいいのでしょう。
ヒーローたるボンドが引き立つのは悪役あってのことなのですが、今回の悪役は、タランティーノ作品で二度のアカデミー賞に輝くクリストフ・ヴァルツ。「イングロリアス・バスターズ」の悪役は最高だったので、ついつい比べてしまうわけですが、この映画ではイマイチ。普通の回転いすに乗って移動するところなんて、「ちっさいおっさん」とうっかり思ってしまいました。もしかして滑稽に見せたかったのかもしれませんが。
悪役がイマイチだと最後のカタルシスが少なくなりますよね。それを思うと、スカイフォールハビエル・バルデムの悪役は最高でしたね。

f:id:HMMGT:20161224224905j:plain