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リップスティック ’13

おもに海外の映画やテレビドラマを観た感想を書いています。

ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド(原題: La La Land、2016年アメリカ映画、JAL機内にて鑑賞)

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タイトルは、ラララ〜と口ずさんだのではなくて、ハリウッドの別称なんだそうな。

アルクより

la-la land
〈米俗〉〔麻薬や酒に酔ったときに味わう〕陶酔境、恍惚、我を忘れた境地◆La-La Landとも表記される。
〈米俗〉ハリウッド、ロサンゼルス◆ロサンゼルス全体を指すこともあるが、特にハリウッドについて使われる場合が多い。

上海の帰りの飛行機で鑑賞。機内アナウンスで中断されたり、なぜかホーム画面に戻ったりして落ち着いて見れませんでした。

それでも、オープニングのダンスシーンは今すぐ踊りたくなる高揚感がありこれから始まるぞというわくわく感でいっぱいになりました。
ほどなく、恋に落ちる主人公の男女が出てきて、CMで繰り返し流れている「あなたのピアノ…」と女が声をかけながら男に近づくと即キスをするシーンがはじまるであろうとシーンになります。

が、そうではありません。飛行機のアナウンスで中断されたりしたので何かを見落としたのかと何回か巻き戻したり早送りしたりしてしまいました。それは、このシーンだけではありません。行ったり来たり、飛行機で見るのには全く適してない映画でした。何度かの「行ったり来たり」でこれはこういう映画だと理解できましたが。予告編では最初のシーンを使って欲しかった…

それが気持ちにがっちりとはまる場合もあるのですが、飛行機のせいだとしても、この映画にはありませんでした。むしろ、どんどん醒めてしまいました。
昔のハリウッドのミュージカル映画は、深刻なドラマを描くものは少なく、基本ソフィスティケートに描かれます。上っすべりになりやすいジャンルです。この映画の場合は特に喧嘩のシーンがめちゃくちゃ滑ってました。言いたいことはよくわからないけど、どこかで聞いたことあるセリフ…むしろ、ここも歌って踊ればいいのにって思ってしまいました。そしたら、全体的にまとまるのではないかと。

この映画がいろんなところで批判されている部分は私も大体同じように感じました。ピアノや踊りに説得力がないなど…でも私が一番嫌だったのはラストシーン。昔の若いときのほろ苦い恋の思い出をブリザードフラワーのように永遠にきれいな思い出にしてしまったことです。今現在の相手にはものすごく残酷です。横にいるのに常に寂しさを感じているはずです。いやーな気分になってしまいました。そもそも、時代設定は50年代風現代で携帯があるんだから、好きだったら連絡取りあえるだろって思ってしまいました。絶対お互いこっそりでもSNSチェックしてるはずだと。

と、結局映画に全然乗れませんでした。それと女性たちの洋服もペラペラすぎて好きじゃなかった。色にはこだわってたけど、夢のようなオールドハリウッドのミュージカル映画は衣装も夢のようにすごいから。テクニカルカラーなんて天国みたいなので。

 3/16追記:

このレビューが最高でした。私のいいたいことをほとんど言ってくれた!さすがライターさん、うまい。

note.mu