リップスティック ’13

おもに海外の映画やテレビドラマを観た感想を書いています。

ミラクル・ニール!

ミラクル・ニール!(原題:Absolutely Anything、2015年イギリス映画、Amazon Primeにて鑑賞)

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監督がモンティ・パイソンテリー・ジョーンズということで、乾いたギャグが満載のコメディ。この映画を見る前にアメリカのコメディ映画「シスターズ」を途中で離脱してしまい、自分の中のコメディを見て笑いたかった欲を満たすために探したのがこの「ミラクル・ニール!」。「シスターズ」の笑えないセクハラコメディと違って子供っぽくてよかった。「ハングオーバー」「ブライズメイツ」などのアメリカンコメディが個人的に最近合わない。中年になってもティーンエイジャーみたいに性的にはじけたい!持て余す性欲コメディは日本人の私にはわからないのかもしれない。年かな…

ミラクル・ニール!はその辺はあっさりと仕上げている。セックス絡みのギャグもあるんだけど、えげつなくない。お酒を飲んでムラムラしちゃったからいきなり男の家にいっちゃうみたいな私の現実には絶対ないことも「大人だもん。あるよね」としたり顔で受け入れられる。ストーリーに特に深い意味はないので、おもしろかったねで終わる映画。そして、あとから映画の細かい部分について話し合えるという最高の映画。「あの犬かわいかったよね~」「今から、あの宇宙人のモノマネで話すわ」「ケイト・ベッキンセイルの服、上から下まで欲しいわ」「むしろ、今から買いに行く」みたいに。こんな映画ってあまり取り上げられないと思うけど、もっとこんな映画を知りたい。最高傑作や問題作より。

個人的に一番のおすすめどころは、ケイト・ベッキンセイル。美人だとは知っていたけど、本当にこの映画で奇跡のようにかわいい。服装もカジュアルだし、肌を露出したり体の線を強調しないのに、モテコーデ!超スタイル良い!女性誌の着回し特集より着たくなる。基本、グレーやネイビーの組み合わせなのに、地味じゃなくキュート!元がものすごい美人だから抑えめにするほうが余計に美しく見えるのかもしれないけれど。ジョギングの恰好もいい。現実には美人すぎるけど。

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いい写真なかった…

今回の役はテレビ局に勤めるキャリア途中の女性なんだけど、プロデューサーに「俺の部屋に今夜8時に来い。そしたら出世させてやる」っていう典型的なセクハラをされるんだけど、現実にモンスターセクハラプロデューサーのワインスタインにやられてたわけで、こんなの役でも思い出してつらいだろうなって思ってしまった。映画を見ながらそんな思いを観客にさせるワインスタインの罪は深いよ。無間地獄で反省しろ。

 

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映画『ミラクル・ニール!』予告編